神社でのマナー

先日、箱根神社への参詣をさせて頂きました。
関東の中でも山や森、湖といった自然に囲まれた場所に鎮座する関東総鎮守の箱根の神域はいつ詣でても清々しいものです。
中々、有名な神域でもありますので、詣でる参詣客もそれなりにいらっしゃいます。
山の上の方にありますので、浅草寺のような観光地さながらの騒然とした賑やかさはありませんが、それでも、元箱根のバス停を降りると参詣客の足取りは箱根神社へと向かう姿も見られます。
さて、今回はちょっと皆様にも考えて欲しいなという思いも込めて、先日の参拝時の出来事についてお話してみたいと思います。
私は、様々な神社・仏閣に詣でさせていただいておりますが、箱根神社ももう二十歳の頃くらいよりあしげく通わせて頂いている神域の一つです。
月に一度は時間を作り、電車を乗り継ぎ、バスに乗り、山の上の雄大な自然を感じながら意識を箱根神社に向けながら向かいます。
そして、拝殿につくと本当に様々なお祈りをさせていただいています。
色々あるため、どうしても拝殿でのお祈りの時間は長くなります。
おそらく、他の一般参詣客の方々は、私の姿をみて、「この人そんなに何をお祈りしてるのだろう?」と訝しく思っていることでしょう。
私は、どう思われても全く意には介していませんが、ただ、あまり、他参詣客の参拝の邪魔になったりしないようにあまり真ん中辺でお祈りしないように、かなり端っこの方で細々とお祈りさせて頂いています。
実際には端っこでも、心の中は大神様の大前にいるつもりでお祈りしています。
本来ならば、真ん中で堂々と時間をたっぷりかけてお祈りしたいところですが、神社には様々な参詣客がいらっしゃいます。
ある意味では公共の場とも言える場所ではないかと思うわけです。
(実際には神社を運営する神主さんが主となる場所ではります。)
だから、それなりのマナーとういものを意識しないわけにはいかないのです。
そんな矢先、細々と端っこで邪魔にならないようにお祈りしているとどこからか大音声のお祈りの声が聞こえてきます。
神道系の祝詞、般若心経、色々と音吐朗朗と奏上されている模様。
普段は私はお祈りに集中しているので周囲の人が何をしているかには全く意識を向けていません。
しかし、一般客がいらっしゃる和やかな境内の雰囲気の中、ちょっと異様ともとれる、マニアックな宗教的祈り声に私の意識が現実に引き戻されたのです。
私はちょっとだけ、薄目を開けて、声をする方をチラ見しました。(笑)
私の想像では年配の信心篤い方?といった姿を想像していたのですが、そこでお祈りしていたのは、20代くらいのうら若き女性でした。
二重の意味でちょっと驚きまして(笑)、しばらく呆然として祈りに集中できなくなったのです。
もちろん、神社という神域で祝詞を上げることが、いけないとは申しません。
むしろ、正式なお祈りとしては祝詞も経典もあげることが良い場合も多々あります。
しかし、神社には様々な人が集まります。
結婚式をされる方、七五三のご挨拶に来る方。
宗教的な意味は濃くは持たない一般参詣の方。
色んな方がいろんな事情でお詣りに来ます。
どんな人でも来るもの拒まず、去るもの追わずの自由で大らかなところが神社の良いところでもあります。
そんななかで音吐朗朗、大音声でお祈りをしかも真ん中で行っているとびっくりしたり、ちょっと怖く感じる人もいらっしゃるはずです。
もちろん、お祈りしていた女性に悪気はないと思います。
ただ、一心に真心を込めて、己の信じる作法で真面目にお祈りしているだけなのだと思います。
私は非常にその気持ちはよくわかるのです。
私自身も20代の時は、若気のいたりで、情熱だけで突き進んだこともあります。
それから、大神様に真っ直ぐに向き合いたいという気持ちもよくわかるのです。
でも、やっぱり、少しだけ周囲の参詣客にも気を使った方が良いと思うのです。
とりわけスピリチュアル系の造詣が深まってくると、よく陥りがちなのが、スピリチュアル的信念に準じるあまり、社会性を逸してしまい、周りが見えなくなってしまうという点なのです。
「私はこの神社の神様とは仲良しだから」という理由を述べて、いつも神域のご奉仕をされている神主さんが、おやめくださいと立札などで書いているのに、神社の石を勝手に持ち帰ったり、ご神木に抱きついてみたりされる方もいるようです。
親しみたい気持ちは本当によくわかるのですが、主たる奉仕をされる神主んさんがおやめくださいと言っていることは、如何にスピリチュアル的な信念があるからといっても、それは遠慮すべきです。
箱根神社を始め、有名な神社であればあるほど、様々な人が紹介をしたり、とりわけスピリチュアル系の雑誌や人が紹介することで、多くの参詣客が訪れるようになっています。
色んな人が集まる神域を穢すことなく、仲良く共有していくためには、マナーをわきまえることも必要かなと思います。
なので、私もブログやFGSの会にて神社、仏閣を紹介したり、お祈りの仕方を開示したりしてはいますが、くれぐれも参詣する際にはマナーという意識は忘れないで頂けたらと思います。
天心 拝
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One thought on “神社でのマナー

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    こんにちは。
    最近、神社でのマナーが悪い人が多いですね。
    パワースポットや開運行動ブームの流れからなのか、
    昔に比べて観光地気分の方が多いようです。
    それも若者で分別がない世代ならまだしも、
    成人した孫までいる様な世代の老人達の
    まぁ酷いこと、酷いこと。うんざりします。
    参拝の手順やマナーなど何も知らず、
    ただそこに行って観て廻るだけ。
    神や仏にたいする礼儀も
    崇拝の気持ちも何もないバカ共が大騒ぎしていくと、
    せっかくの参拝が汚された気分になります。
    いい年した高齢者達がこれでは、彼らが育てた子供や孫が、
    どんなにひどいか・・・
    世の中が乱れてるのは当然の結果でしょうね。
    昔は「今の若いもんは!」とか言われましたが、
    今はそう言う資格もない高齢者が多過ぎます。
    新年に入って、神社巡りをしている時に
    マナーのなってない高齢者達に
    必ず遭遇するので、ついグチってしまいました。
    すみません。
    神社などに関係なく、3人以上集まるとこうなりますね。
    (昔は女性に限られてたのに、今は老若男女関係なく)
    嘆かわしいです。

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